関東のうなぎ料理店（2）
埼玉県にある某・うなぎ料理店は「うなぎ割烹」を謳ったお店です。他のうなぎ料理店と比べると低価格ですし、雰囲気もカジュアルなので、あまり身構えずに普段着でふらりと立ち寄れるのが大きな魅力と言えるでしょう。お品書きを見ると、うなぎ料理店の看板とも言える蒲焼やうな重、白焼きだけでなく、うなぎ茶漬けやうなぎを使ったわっぱめし、うなぎのひれ焼きなど、様々なメニューが並んでいます。うなぎ以外のメニューも豊富に揃っていますので、小さなお子様がいらっしゃるご家庭の気軽な外食にはもちろん、会社や友人同士の飲み会に利用しても良いでしょう。
こちらのお店のうなぎは国産のみにこだわりを持って使用しているだけあって、厚みがあり、ふんわり柔らかな身に濃厚な味、そして脂のりの良さが特徴です。そして、店主のこだわりはお米にも表れています。艶があり、硬めに炊かれて1粒1粒が立ったご飯は、蒲焼との相性が抜群。関東の人にとってうな重は、年に1度もしくは数回程度しか食べる機会がない貴重な食べ物なのですから、せっかく頂くのであればお米にまでこだわりを持ったお店で食べたいものですよね。
さて、こちらのお店でうな重を注文すると、もれなくお吸い物とお新香、そしてデザートのフルーツも付いてきます。うなぎを食べた後は口の中が脂っぽくなるので、最後にフルーツを頂けるのは有難い配慮ですね。上のグレードを注文すると、さらに箸休めの料理も数点付いてきて、お吸い物は肝吸いになります。
蒲焼のタレは甘みが強く、少し濃い目。しかし、うな重には少なめにかかっているので、しょっぱ過ぎることもなくバランスがとれています。「つゆだくが好き」という方には少々物足りなく感じられるかもしれませんが……、濃厚なうなぎと、プリプリのお米との相性を考えたものなので、絶妙なハーモニーをぜひお楽しみくださいね。なお、こちらのお店のカウンターに座ると、桶の中に泳ぐうなぎを見ることが出来ます。注文を受けてから捕まえて、さばいて、調理されるので、一連の様子を生で見たい方には、ぜひカウンターがおすすめです。
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東京都にある某・うなぎ料理店は、関東ならではの「とろとろっとした口どけ」と「しっとりとした食感」を味わうことの出来る蒲焼が自慢のお店です。注文を受けてからさばくので、お品が出てくるまでに1時間近くかかると言います。それにも関わらずキャンセル待ちが出るほどの人気を誇っているのは、やはり味に定評があるからと言えるでしょう。待っている時間も楽しみの1つと思って、気長にお待ちくださいね。 おすすめは、カウンター席。うなぎをさばき、白焼きにし、蒸して、再び焼いて……という工程を間近で
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