関西のうなぎ料理店(1)
大阪府にある某・うなぎ料理店は、関西ならではのパリパリとした皮の食感が魅力の蒲焼を売りとしているお店です。商店街の一角に佇むこのお店は、とても小さく目立たないながらもうなぎ一筋にこだわりを持って営んでいます。店内は一見すると何処かの牛丼屋か定食屋のようですが、注文を受けてから生きたうなぎをその場でさばいて炭火で焼いてくれるのですから、何とも本格的です。
メニューは、うな丼の他、うな重や温玉うな丼、白焼き、その他うざく、八幡巻き、う巻き、うなぎ棒寿司など、うなぎの一品料理も充実しています。八幡巻きとは、その名の通り京都府八幡市を発祥とする料理です。事前に甘く煮ておいたごぼうをうなぎで巻き、焼いたものを言います。ごぼうの芳ばしい香りとうなぎは、相性抜群。関東地方にお住まいの方にとっては、なかなか食べる機会のないものなので、お店で見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
また、うざくとは、うなぎをキュウリやミョウガ、大葉などと一緒に三杯酢で和えたものです。うなぎをさっぱりと頂けるので、暑い夏にはおすすめの料理と言えるでしょう。なお、他のお店では作り置きが多いう巻きも、このお店では注文を受けてから焼き上げています。出来立てふわふわのう巻きは、絶品ですよ。うな丼やうな重にはお新香とお吸い物がセットになっており、グレードによってはう巻きや八幡巻きも付いてきます。しかも、お吸い物は肝吸い!他のお店では、ある程度お値段の高いうな丼やうな重を注文しないと付いてこないのが一般的なので、これは有難いですね。
こちらのお店の蒲焼は、ぱっと見た目は関西風の平べったい(蒸していないので膨らみがない)ものなのですが、食べてみると身は柔らかくジューシーな味わいです。脂も程良く落ちているため、クドさがありません。うな重やうな丼のご飯には「こだわりのお米を十分に味わって欲しい」という理由でタレがかかっていませんが、テーブルにタレが置いてあるので自分の加減で追加することが出来ます。
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今日のお勧め記事 ⇒ うなぎに関するうんちく(2)
うなぎの食べ合わせに関連して、うなぎ料理店ではよくうなぎ料理と一緒に奈良漬が出てくるのをご存知でしょうか?どうして奈良漬なのかというと、酒粕に含まれるメラノイジンという物質が、うなぎのビタミンやカルシウムの吸収を助けてくれるからなのだそうです。焼いたうなぎにもメラノイジンが含まれていますので、奈良漬と一緒に食べれば鬼に金棒といったところでしょうか。なお、メラノイジンには発ガンを抑制する効果があるという学説も一部にあり、今後一層注目されるべき物質の1つです。 さて、うなぎの食
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